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オートモード帽子作家が京都から発信。自然育児・野口整体の知恵を取り入れ、美しい生活を追及します
違うこと書こうと思っていたんですが・・
上記の文章を読んで、そうだよな~と思い、変更。
これって、誰でも思い当たる節があることじゃ、無いでしょうか。
自分自身思い返しても、英語がそれにあたったなぁ~
最初に素敵な英語を母国語とする人に巡り会っていたら、その人と話したくて自分も頑張ったであろう(と推察される)。
まあ年取ったら吸収悪いですが、必要なら何でも今から学べばいいんですけどね。
これの一文が何故ひっかかったかと言うと、娘の父親(変な表現だが、私シングルマザーなんで)が昔言っていた事が思い出されたからである。
彼は靴のサンプル縫製の職人(業界では企画製甲という、展示会やファッションショー用の靴を縫う専門職。板前で言うと花板みたいなもんです。腕は良い)なのですが、職人のレベルは何で決まるのか?という私の質問に一言。
親方の腕だな。
・・・!
補足説明すると、彼が職人としての仕事を最初に学んだ時代(50年前です)は、技術は親方に「弟子入り」して手に入れるものでした。
皆中卒で東京に出て、住み込みで働きながら兄弟子の仕事を手伝い、3年で仕事を覚えて1年お礼奉公をして4年目に独立。という世界。
ヤツは親戚の紹介で入った靴屋を2週間で塩まかれ追い出されたというトンデモなやつだったのですが、その後紆余曲折を経てやっぱりその世界では一流の職人(社長)に巡り会ったらしい。
私は職人の腕を決めるのは、その人自身の努力とか、才能だと思ってたんですよ。
でも実際はそうではなく、「たまたま」最初に入った仕事場の親方のレベルで決まるという。
何でも一番吸収しやすい10歳代後半に丸ごとその世界に入り込む訳だから、その環境というのが一番大事なんだろう。
レベルの高い仕事をする人の仕事場って、導線がちゃんと考えて整理してあって美しいですよね。
多分、時間の配分なんかも一緒に生活した方が学びやすいんだろうな。
親になると子供がその生活習慣をコピーする訳だから、責任を感じるね。ホント。