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三年経った今、放射能汚染を如何考えるか

今更全国の放射能汚染状況マップを貼り付けるまでも無く、ネットに繋げる状況の人であれば福島を中心に日本は放射能汚染されているという現実は皆、知っていると思う。

まさか福島の原発事故がもう収束したと本当に思っている人、居ないですよね??
あんまり考えたくない現実ではあるが、ちょろちょろと今現在でも、放射能出てますよ。
被曝しながら周りで収束作業してくれている人たちに、日々感謝しながら生活しなければと本当に思う。

で、我々が出来ることは何であろうか。

まず「ある」ものを否定しない、ということからしか始まらないと私は思う。
もう放射能汚染と共に我々は生きていかなければいけないんですよ。

地球は丸いんで、外国に移住したとしても北半球に住むのならある程度の外部被曝はし続けると思う。勿論放射能の出ているところからできるだけ離れた方が、土地からの被曝は減るので有効だと思うけど。

注意しなければいけないのは、奇跡的?に風が西側から吹いているのでアメリカ西海岸と近畿地方の土壌の汚染がほぼ同じということである。
太平洋跨いでいるよ・・どんだけ出ているの?という感じであるか。
他の国に関しては、本当に申し訳ないが日本政府って謝罪してないよね。下手に謝ると保障しなければいけないからだろうか・・とてもできやしないしということだろう。

土地の汚染に関して如何考えるのか、は本当に人それぞれだと思う。

知っている人には復習になるが、原発事故があった場合の警戒エリアは800km圏内というらしい。
日本、全部入るじゃん。

基本の基本ですが、放射能汚染を評価するときに空間線量で見るのは危険。
あれは測り方でいくらでも変わるものです。
福島の政府のモニタリンクポストは土全部入れ替えて、新しいジャリひいてその上1.5mの高さだったっけ?(記憶あやふやですみません)に設置されているんですよ。
だからその土地に実際生活している人の吸っている空気の放射線量とちょっと、違うわけですよ。子供だと身長が低いので、もっと地面に近くて被曝量は多くなります。

個人的見解であるが、普通に空間線量測って1μS/h出る福島圏内は人が住み続けるのは危険だと思う。土壌汚染の数値で言えば、キロあたり万単位のベクレルが出ているところである。

悩ましいのは、キロ単位数百ベクレルの土地。
よくチェルノブイリの原発事故が引き合いに出されるが、土の質もヨーロッパと日本じゃ違うし(日本は粘土質なので、拡散しにくい)。ドイツではキロ当たり50~500ベクレルの汚染で、実際に健康被害が出たらしい。これを考えると、東京を中心とした首都圏エリアも警戒したほうがいいエリアということになる。

そこで、私はキロ当たり500bq以上の土地は幼児(小学校就学前)・妊婦は住むのを止めた方がいいと思っている。だからこそ、自分自身関西に引越したし。

そして、小さい子がいて住み続ける人には最低年に一度の汚染が低いエリアでの休暇を薦めている。できれば3週間連続。それくらいまとまっての時間じゃないと、デトックスの効果はあまり期待できないと思ってるんですよ。

チェルノブイリでの保養プログラムは年に三回が保障されていらしい。被害の酷いベラルーシは殆ど自給自足、土にまみれて遊ぶので被害も大きいが土地の空間線量といえば0.08~0.15μS/hで時々1μS/h出るところは立ち入り禁止、らしいですよ。
小さい子を持つ親は低線量被曝に関しては皆もうちょっと学び、警戒したほうがいいと思う。

日本全国の汚染具合をちゃんと把握し、できるだけ汚染エリアを拡大させないようにし、自分の被曝しないようにする対策とデトックス方法を確立し、不要な心配を手放すのが大事だと最近は思っている。皆さんは如何であろうか?

















まずは、自己肯定から始めよう

昨日で震災から三年。
感慨深いが先ずは生き残れたことを感謝、そして自分を褒めることから始めたいと思う。

月曜に娘の幼稚園の親の会(ソフィアの会という)があって、そこで「毎日自分を褒めてますか?という話題が中心に話が展開していたのがずっと自分の中に引っかかっていたのである。

自分でも不思議なのであるが、私は「私なんて・・」という発想を持つことや言うことが先ず、無い。

友人から指摘されて、初めて気がついた。
この状況(特に固定収入源なし、幼児を持つシングルマザー)なのに、個人作家を続けて何故取り敢えずお勤めしなきゃと考えないのか、それが凄いと思うと。

特に自分が凄いとは思わないが、余計なことしている暇は無いという意識がある。

何かやらなきゃいけないことがあるのだ。
実は、これは「自分」というものをはっきり意識した数十年前から感じている。
有余るほど沢山うけとっているものをかえさなきゃ、という思い。

東京から自主避難移住をするにあたって、今まで苦労して作ってきた仕事の環境の殆どを一気に失った。
でも、何故かそれは必然であったような気もするのだ。
ここでリセット。ここから構築せよ、と。

自己肯定感の強いのは獅子座の生まれ(8月生まれです)というのもあるのかもしれないが、私は育った環境が大きいのではないかと思っている。

京都の山奥の田舎の普通~~の公立の学校に行ってぼんやり育ったが、今考えるとかわった子供であった。とにかく暇を見つけては、何か変な物(笑)ごちゃごちゃ作ってる。
絵とか描くんだったらわかりやすいが、訳分からない立体物とか「遊び方」が多かったように思う。誰かに何かプレゼントするのも、必死で考えて作るのが大好きであった。

芸術に憧れが強かった父親が、手放しでそれを褒めてくれた。
「非常にオリジナルで、それが素晴らしい」と。
気がつけば今もそれは続いている。本当にありがたいことだ。

謙遜社会の日本。自殺者が後を絶たないと聞く。
でも、よくよく考えて欲しい。
今の日本で、そうそうすぐ餓えて死ぬということは無い。

何が人を追い詰めるのか?
小中高での管理教育で「自分が自分であること」を否定してしまい、何かある一定の規範に入らなければもう駄目と思い込む刷り込みに皆、囚われては居ないだろうか。
自分がオリジナルであることを良しと認められない人が、あまりにも多いような気がする。

勿論他人に迷惑をかけるのは駄目だが、まず、「いま」生きているのだ。

これはなんにしても素晴らしいこと。
体を使って何かを感じて、喜んだり、悲しんだり、出来るのだ。

自分の胸に手を重ね、先ずは自分自身を満たし、そして何かを始めようと思う。


これからの人生を問う映画、カンタ・ティモール

フライヤーに「3.11以降の日本人の生き方のヒントが、この映画にはつまっている」とあったのを目にして以来、ず~~っと気になっていた映画である。

やっと見た。何度も泣けて、仕方がなかった。

監督の才能と情熱に感服。
よくぞこの重いテーマを美しい音楽と映像と共に映画という形に纏め上げたものだ。

舞台は東ティモール。インドネシアのティモール島の東半分エリアである。
2002年に独立を果たすまでの凄惨な独立に向けての戦いと、精霊が住むその大地に関しての話である。
ある日お隣のインドネシア軍事政権が侵攻してきてから、人々はどのように生き延びてきたのか。
なぜこの争いが起こったのか。
24年間かけて住民の1/3が死亡という大きな犠牲を払うことになった事件は、ついこの間起こったことなのだ。

そして、恐るべきことに日本という国がそれに大きく加担していたという事実。

親兄弟を目の前で殺され、骨さえ拾えない人々は私と同世代。
墓さえ建てられなかったから、皆親兄弟の名前を自分自身の体に彫り付けたのだ。

映画の中である東ティモール人が言う、何故そんなに働くのか?働いて何を得ているのか。
大地とつながり、感謝し、祈り、必要なことだけしていれば争いというものは起こらない。

シリアなど今この瞬間も行われている殺戮に、私自身が大きく加担しているかもしれないのだ。

先ず知ること。

そして、いますぐ行動すること。

映画は自主上映という小さなあかりを灯すような形で公開されている。
先ず、あなたもお近くの上映に友人を誘って行ってみて欲しい。



カンタ・ティモールWebページ

カンタ・ティモール上映スケジュールはこちら

生き金になる寄付の仕方その二・のいえ・プロジェクト

2011年3月11日。宮城を中心とした大震災の直後、毎日気がかりだったのは被災地に居る妊婦さん・幼児を抱えたお母さんと子供たちのことであった。
出産したことがある人ならすぐイメージできると思うのであるが、妊娠中というのは体が獣化しているので、恐怖などが倍増する。頭でなく体で行動しやすくなるので、安全地帯に自然に移動できる率も高くなるが、出産直後じゃ文字通り身動きも出来ない。

皆、助かっているだろうか・・本当に毎日祈っていた。
でも、やっぱり子供だけ残して天に帰られた方も多いと聞く。残された子供たちのことが気がかりであった。

地震後に沢山の民間のプロジェクトが立ち上がったが、私はオルターを通じて「のいえ・プロジェクト」に本当に小額であるが毎月定額の寄付をさせていただいている。
放射能被害が残る宮城での支援はどうか?という疑念を持つ方もおおいと思うが、代表が山本朝子氏ということもあり、出来る限りの被曝対策はしている体制だと思う。特に食に関しては農薬・添加物も気にする必要があるし。

のいえ・プロジェクトはもともとは「ムトーのいえ」プロジェクトとして始まった。

全てを失った子供たちにとって、育った地域のコミュニティや文化も奪われるのはあまりにも酷である。
放射能の疑念は残るが、できるだけ近い場所での震災孤児が共同で暮らせるファミリーホームの建設をめざしたのだ。ファミリーホームを運営するにはその場所が必要であるが、偶然場所の提供者が現れスタートした。

日本にはファミリーホームという形での支援施設は少なく、震災孤児となってしまった子供たちは今、バラバラに養護施設にて生活しているケースもあるようだ。兄弟姉妹だけ生き残っても、家族として生活が出来ていないとは・・のいえ・プロジェクトのウェブページを見て、心痛んだ。

ウェブ上では意図的に入所している子供たちの情報は公開されていない。
これは、子供たちのプライバシーを守る為である。報道関連取材申込でその基本的なことを理解していない方も居て、やむなく取材そのものをお断りしたケースの報告を目にしたことがある。
もっと、このような支援が広がって欲しいが一般的なメディアにのせることの難しさを思う。

この活動に賛同して、協力したい人はいろいろな形で参加できます。
毎月定額払い込み(一口1000円から)や会員(一口正会員5000円又は賛助会員1000円から)になって活動に参加するもよし、住宅の提供なども募集しているそうです。

詳しくはこちらで確認してくださいね:のいえ・プロジェクトご支援について

生き金になる寄付の仕方その一・ボンド&ジャスティス

2011年の震災によって、寄付に対する人々の考え方と行動の仕方は変わったと思う。
普段あまり寄付をしない私でさえ、直後に1万円の寄付をした。

この額の寄付をしてみて始めて分かったことも多い。

ある程度有名どころの慈善団体と言われるところに寄付をすると、どうも被災して困っている人への活動そのものよりも、その団体の運営の方にお金が食われている気配。
慈善活動団体そのものが金が食うシステムに何故かなってしまっているのですね。

その時はNPO団体に寄付させていただいたのであるが、福島の桃をギフトにして食べて応援!の追加寄付のお願いの綺麗なカラー刷りのパンフレットが届いて、本当にがっかりした。
慈善団体なのに、現状認識さえ出来てない。

小さい子供がいるから東京から京都に自主避難移住しているんですわ、食べて応援なんか出来るわけ無いでしょ。桃の1bq検出限界放射能測定結果NDとか記述ついていたらまだしも、であるが。

被災現場にすぐ入り、有益な活動をしている人たちにちゃんと光が当たって欲しい、と本当に思う。やっている人たちは沢山居る。

先日の山梨の雪害ではボンド&ジャスティスという団体がすぐ現地に入り、活動しているみたいだ。勿論現状報告はweb上ではその旨は全く記述されていない。そりゃそうだ。未だ雪に閉じ込められ、物資が届いていない人たちに物を届けるのが先だ。

今お金に余裕があり、現地には飛んで活動は出来ないが寄付をという形で貢献したい人はこちらにするのもいいのではないかと思って紹介することにした。
どんな団体であるか、どこを目指しているかはwebページを見ればすぐ分かる。是非ご覧下さい。

ボンド&ジャスティス
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Author:ぜんばやし
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京都で帽子・革製品を作っている個人作家です。

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帽子・革小物作家、野口整体関連、京都ネタ発信等々
あまりにも多岐にわたる
ぜんばやしの仕事の全貌の
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プロフィール紹介代わりです。

帽子屋ぜんばやしウェブサイト
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5年前の妊娠・出産を期に野口整体の勉強を始め、日々の体調不良も解消し、人生が大きく変わりました。
学びを深くするために、
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2011.3.11後に意識が変った人達のコミュニティサイトを立ち上げるべく、奮闘中!
アメーバブログ「自分で出来る整体コミュニティの作り方」にて現在進行形にて報告してます

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